羽生結弦の引退後について考えること 日本スポーツ界の未来

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羽生選手の引退後について考える

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は海外の反応一切なしで、一スケオタとしてのボヤキをつぶやいてみたいと思います。

不穏なタイトルで御免なさいw
羽生選手が現役続行してくれたことは天にも上る最高の気分でした!
彼の行きたい場所まで突っ走ってほしいと思ってます。
きっとこれ以上の選手は後にも先にも日本からは(もしかしたら世界中でも?)出てこないんじゃないかと思います…彼の存在は孤独な私の人生において一抹の光です。

 

こんなこと言うのは早すぎるってわかってますが。
いつか羽生選手が引退したら…日本スケート界は深刻な人材不足にどうなってしまうんだろう、という不安とともに、個人的に彼の動向に大いに期待している私。

羽生選手はとても頭のいい人ですし、きっとどの分野に行っても競技人生と同じくらいの成功を収めてしまうだろうと思わせる人間性、カリスマ性があります。

 

私は荒川静香さんが金メダルを取った時から本格的なスケオタになったんですけど、それ以来、色んな日本人選手の活躍を見てきました。浅田真央さん、高橋大輔さん、小塚崇彦さん、織田信成さん、鈴木明子さん、羽生選手、宇野選手、樋口選手、本田選手などなど挙げだしたらきりがありません。海外選手も大好きな人がたくさんいますけど、競技会となると、どうしても日本人選手に勝ってほしいと思ってしまいます…w 日本人としての性なんでしょうかねw

 

でもそんな中でいつも残念に思っていたことの一つが、「日本人選手がトップレベルとして活躍するには海外コーチの元に行くしかない」ということでした。もちろん宇野選手のような例外はいますけど、日本の深刻なリンク不足問題、コーチ陣の海外との質の差はやはり問題です。

羽生選手も、アイスリンク仙台は2度の閉鎖危機に見舞われていますし、トロントへの移籍はこのリンク問題が大きく影響していました。神宮のスケート場なんて一般客が多すぎてトップ選手の練習なんて出来たもんじゃない。大阪と名古屋にはそれぞれ関西・中京大学施設内の専用リンクがありますけど、東京にトップ選手用のスケートリンクがないってのはかなりやばいと思うんですよね。

週末仙台 羽生結弦

コーチの質に関しても、(特定のコーチを名指しするわけではありませんが)ジャンプの飛ばせすぎで有望な選手を潰したり(怒)、メンタルトレーニングはそっちのけで精神論で押し切ろうとしたり、科学的データの分析をおろそかにしがちなコーチが、残念ながら多い。昔の体育会系のノリが現代フィギュアにおいてもまかり通っている気がしてなりません。

 

多分それってフィギュアだけの問題じゃなくて、アメフトやレスリングの問題に見る日本体育会系の闇が最近あぶり出されているのと、少なからず関係がある気がします。スポーツ界が現代化から取り残されて来た結果というか。

 

話を羽生選手に戻しますと。

以前インタビュー記事で彼はこんなこと仰ってました。

世界でいろんなところを回りながら、本気で1位を目指している人に手助けをしたい。僕は幸いにも日本で最初に練習して、最終的にはカナダで練習することになり、いろんなことを学べた。何より今、フィギュアスケートの技術、演技、そういった分野で幸いにも一番上のところにきたと胸をはって言える。そういった経験をみんなに伝えるお仕事ができたらなと思います。コメンテーターでもあるのかもしれないけど、テレビというよりは、できれば直接選手の手助けがしたいと思っています。

https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802190000188.html

 

彼はこのインタビューで、「コーチ」としての道を考えていることを明らかにしてくれていました。

 

この記事を読んだ時に私、ピンと来たんですけど。日本スケート界の現状を変えられる人がいるとすれば、それは羽生選手ぐらいしかいない。彼のカリスマと知名度、人望、好感度、影響力は、日本の現スポーツ界全体を見回してもトップです。

荒川静香さんの鶴の一声で、アイスリンク仙台が営業再開できたように、羽生選手の一声で、あらゆる企業や起業家、行政、一般人が動きます。

 

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ここからはあくまで私の一願望です。

羽生選手は「世界中を回りながら」と仰っていましたが、もしそれがひと段落して、仙台でも東京でもどこかに拠点リンクを持って、そのリンクの専属コーチをしてくれたら…きっと彼はクリケットクラブで学んだことを、彼自身の研究内容や科学的データも織り交ぜながら、最先端の知識と技術として若い選手たちに伝授してくれるでしょう。

クリケットと同じように他の専門家(スケーティング指導専門のトレイシー氏や振り付け担当のウィルソン氏のような)たちと共同で働き、「日本版オーサー」のような存在になるのかもしれません…。そうなったら、日本人選手は海外に行かなくても最高の指導を国内で受けられるようになる。それだけでなく、世界中から羽生選手に教えを請うスケート選手が集まるようになる…のかもしれない。

あぁ、そんな未来になったら最高だなぁ…(  ̄- ̄)トオイメ

羽生選手のあの愛国心、地元愛を見る限り、そこまで突飛な話ではないように思うんですが…
選手としての質と指導者としての質は別だと言われてますが、羽生選手であれば指導者としても大成しそうな予感がプンプンするんですがね。

リンクサイドで教え子のジャンプのたびに飛び跳ねる羽生選手はあまり想像したくないですけどw

以上一スケオタのボヤキでした。

羽生選手がどんな選択をしようが応援する気持ちです!

↓いつもは海外の反応を翻訳したりしてます
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