中国での羽生・野村人気の理由は?
野村萬斎さんの陰陽師の「舞」の動画が久しぶりに見たくなったんですがyoutubeになくて、探し回ってたら中国の「bilibili動画」にたどり着きました。
このビリビリ動画、完全にニコニコ動画のパk…ニコニコ動画によく似たサイトで、動画上にコメントが流れていく形式になってます。
この動画を見ていたら、妙に野村萬斎さんの動画が沢山アップロードされてることに気づきました。
「野村萬斎」タグで検索すると、再生回数ダントツトップは羽生結弦選手のGPF「SEIMEI」でしたが、そのほかにもたくさんの陰陽師関連の動画がアップロードされてるのがわかります。
以下、腐女子的要素が散見されますので苦手な方はご注意を。
動画の雰囲気も完全にニコニコ動画と同じ。
例えば「陰陽師2」のこちらのメイキング動画で野村萬斎さんが紅を差すシーンがあるんですが、監督陣もおもわず「美しいね〜!」と唸ってしまう場面。
中国人の反応もニコ厨と変わらないご様子w
中国語は全く知らなくても、漢字の雰囲気でなんとなくわかりますよねw
「あああああああ」とか
「美しすぎて死んだ」とか多分そんな感じ?わかんないけどw
今も素敵ですけど、この当時の野村萬斎さんは神がかり的に美しいですね
人気の秘密はBL?
この動画で一番の盛り上がりを見せた瞬間がクランクアップのシーン。
萬斎さんと伊藤さんがシャンパンを片手に記念撮影、その際伊藤さんの頬にチュッとキスをする野村さん。
私でもキャー!と叫んでしまいそうなシーンですが…
この瞬間コメント欄が爆発。
あ…なんとなく人気の理由がわかりましたね…w
私は腐女子じゃないんでよく知らなかったんですが、どうやら中国でも腐文化が女子の間を席巻している様子ですw
中国女子の間では、
ユーリオンアイス→羽生結弦選手→野村萬斎さん
こんな順番で知っていく人が多いのかもしれません。
ちなみに、野村萬斎さんが人間国宝の野村万作さんの御曹司であることは中国オタの間では結構な衝撃だったらしく、萬斎SAMAとか人間国宝SAMAとか呼ばれてましたwww
人間国宝にビビるオタ
先日の野村萬斎さんの北京公演チケットが即完した経緯も、こんな裏事情があったんですね。
「野村萬斎さん、北京で公演 900席が30分で売り切れ」
https://www.asahi.com/articles/ASL8C037FL8BUHBI01Y.html
いくらなんでも中国で狂言のチケットがこんなスピードで売れるとはなかなか考えられませんし、野村萬斎さん単体の人気と考えた方が良さそうですw
改めて中国での羽生人気やばし
続いて羽生選手の動画はどうでしょうか。
再生数順に並べてます。
こちらも沢山アップされてますね。やはりSEIMEI、旧ロミジュリ、中国杯アクシデント、ボーヤン選手との絡み等、そのあたりの動画が再生数を多く稼いでるようです。
これだけではあまりピンとこないかもしれませんが、中国語でフィギュアスケートを意味する「花样滑冰」で検索しても羽生選手はダントツの再生数です。
1位、2位が羽生選手の動画、3位にハリウッド映画のトーニャ・ハーディングと続きます。20位以内の動画は、メドベージェワ選手のセーラームーンが14位、李子君さんが16位に入っている以外、ほとんどが羽生選手かユーリ関連でした。
旧ロミジュリ 中国の反応
せっかくなので、みなさん大好きな旧ロミジュリ動画を見てみましょう。
「2018年CWW涙目」みたいなこと書いてありますねw
「毎日一刷」これは今でも1日一回は見にきてる、みたいな感じでしょうか?
ニコニコと同じように「〇年〇月〇日 羽生四大陸頑張れ」「現在平昌SP一位」みたいな記念カキコが沢山あって、現在でも沢山の人が事あるごとに見にきているのがわかります。
よくわかりませんがすごいコメント量www
とりあえず彼女達の心は疼いているらしい。
あと、最後のステップの前に妙に大量に「前方高能」というコメントが付いてて
他の動画でも盛り上がりの前になると必ず「前方高能」ってコメがついてたんですが
おそらくこれはニコニコでいう「ざわ…ざわ…」とか「くるぞ…くるぞ…」ですねw
結論:中国羽生オタもほぼ日本のオタと変わらない!
いやー全く中国語わかんないですけどかなり楽しめました!w
アジア圏の国々は言葉や文化は様々ですが、比較的西欧諸国と比べて日本人と美的感覚が近いというか、共感できるポイントが多いんでしょうなぁ。
欧米人にとっては日本のアニメやアジア圏の男性アイドルは「中性的」で、一部のマニア以外はあまり受けが良くないんですが、アジアの国々同士は日本アニメの影響も大きく、文化圏も近く宗教的禁忌感が薄いこともあり、中性的な要素も抵抗なく受け入れられているんだと思いますね。
西洋諸国でも、最近はジェンダーレスモデルが登場したりジャスティン・ビーバーのような中性的な男性アイドルが人気になってきている現状を見ると、北東アジア圏はもしかしたら世界よりも先を行き過ぎているのかもしれませんw
↓これが一番のモチベになります!( ;∀;)
よろしければ1日1回クリックお願いします!